8月7日の夕刻に「日御碕神社」において「御幸神事」が行われました。

このお祭りは以前、ウミネコの繁殖地で知られる「経島」に日沉宮（ひしずみのみや）があったことから、旧暦7月7日の夕刻に日御碕神社の神職が経島に渡り神事を執り行います。

また、同時刻に日御碕神社の初代祭主”アメノフキネ”の御魂を移された神輿が経島の対岸に位置する日和崎のお旅所に向かい神職が祝詞を奏上します。

夏の夕刻に連綿と行われている厳粛な神事ですが、毎年、夕日の沈む経島等の絶景をカメラに収めるため、多くのカメラマンが訪れます。

これぞ「日が沈む聖地出雲」を象徴する絶景！

例年であればこの神事に多くの参列者が行列を組んでお旅所に向かうのですが、近年はコロナ禍で参列者が規制されています。

来年こそは賑やかに御幸神事が執り行われることを祈りましょう。